家族間の傾聴
家族間の傾聴~家庭を居心地の良い場所に~
(1) 家族の話をしっかりと聴く
- 成人した子どもが、年老いた親の話を聴く
- 夫が、妻の話を聴く
- 妻が、夫の話を聴く
- 親が、大きくなった子どもの話を聴く
- 兄弟姉妹の話を聴く
(2) 家族だから難しい「傾聴」
- 力関係が既に出来上がっている
- 話をする役と、話を聴く役(聴かされる役)がほぼ決まっている
- 意見が通る人と、意見が通りにくい人がほぼ決まっている
- 思い通りにしたい人と、思い通りにさせたい人がほぼ決まっている
- これまでのいきさつをわかったつもりになっている
- これまでの経過から、話の内容が推測できる
- その人の性格を理解しているから、考えがわかるような気がする
- 「転ばぬ先の杖」を提供したくなる
- いつものパターンを知っている
- いつものパターンで、おおよその見当がつく
- これまでの似たような経験から、結果が予測できる気がする
- 今更、自分のキャラクターをイメージチェンジできない
- 頑固で通してきた自分が、今更聴けない
- 指示を出すことに慣れている
- 反抗してきた自分が、今更素直になれない
- 自分は、威厳を保つことを望んでいる
- 自分は、家を・家族を守っている自負がある
(3) 家族同士が、「聴いてほしい」相手であるために
- 自分が話したいときには、どうしてほしいか
- 相手が話したいときに、自分はどうすればいいか
- 反面教師・・・「話したくない」と思ってしまうとき、思われてしまうとき
(4) 「しっかりと聴こう」とすることから始まる
- 相手の気持ちを「しっかりと聴こう」と思うこと
- 相手の気持ちを「しっかりと聴く」ために大切なこと
- 「しっかりと聴く」ための心構え
- 「しっかりと聴いている」ことを伝える技術
- 「しっかりと聴く」ときの心のありか