センターニュース No.16
インターネットは万能だと考える人々
少し前の話し。新潟でものすごく多く雪が降った時のことで、中村副理事長がラジオで聞いていて思わず???となってしまったという話だ。ラジオのレポーターが新潟のある村に行き、現地レポートをした。ものすごい雪の量で雪を捨てるところもなくなり地域住民が困っている。「除雪はどうですか?」と、除雪中のおばあさんに聞くと、「除雪車もいつ来るか、さっぱりわから... 続きを読むセンターニュース No.15
赤ちゃんポストの夢
先日、こんな夢を見た。ラジオのインタビューの仕事で、とある大学の医学部に来ている。私の前には10数人の医学部生がいて、私は彼らに質問をするのである。「赤ちゃんポストについて、医者のたまごである皆さんたちはどう考えますか」彼らは互いの顔を見合わせながら、その中の一人がマイクに近づいてきて・・・。そこで私の夢は終わっている。目が覚めたわけではないのだが、その続き... 続きを読むセンターニュース No.14
励ましのことば
新しく年が明けたら、緊張の度合いが一気に高まる人たちがいる。ある人たちというのは、受験生のことである。中学や高校、大学など進学するための受験のほかに、国家試験などの受験がある。受験の内容や種類は違えども、年が明けたら栄冠をつかみ取るための「その日」までのカウントダウンがよりいっそう鮮明になる。... 続きを読むセンターニュース No.13
「申請」という名のほったらかし
「申請」という言葉の意味について考えてみたい。この言葉が出てくるものの一つに介護保険制度がある。被保険者が介護保険の給付を受けるためには、まず「申請」をしなければならない。「申請」の後、要介護認定へとすすみ、要介護度が判定されることになる。介護保険制度のことを知っている人なら十分に理解していることだ。本人が「申請」さえすれば、あとは流れに沿ってす... 続きを読むセンターニュース No.12
「なぜもっと早く相談してくれなかったのか」というセリフ
専門家と言われる人の中に、「なぜもっと早く相談してくれなかったのか。早くに相談してくれたなら○○で済んだのに。バカだなぁ」と言う人がいる。誰かに迷惑をかけるわけでもなく個人的な相談だったはずなのに、早い時期に相談しなかったことがものすごく悪いことだったように言われた経験をお持ちの方は多いのではないだろうか。... 続きを読むセンターニュース No.11
「笑う」ということと「笑われる」ということ
最近、自分が笑われるという体験をした。おかしなことを言って笑わせたのではなく、私の言い方がおかしかったということで、その人たちは笑いころげたのである。自分の何がそんなにおかしくて彼等を笑わせたのか、実はその時、私にはよくわからなかった。しかし、彼等が笑っている間、私はなんとも言い難い孤立感、疎外感、そして軽い屈辱感を味わっていた。... 続きを読むセンターニュース No.10
「少ない」ということ
筆者が住んでいる近くの小学校は、このわずか数年の間に各学年1クラスずつ減り、現在ほとんどの学年が2クラスずつで編成されている。もっとも親の引っ越しに合わせて在籍する児童の数が変動するから、春の時点で在籍予定児童数が多ければ3クラス編成になったりすることもある。今年の1年生は3クラス編成だと聞いた。しかし3クラス編成になったからといって、1クラス分の児童が増... 続きを読むセンターニュース No.9
誰のためのパンフレットか
みなさんは、役所などに多種多様なパンフレットが置かれていることをご存知のことと思う。私は、講義のなかでそれらを教材として使うことがある。そのときどきの講義の内容に応じて、国民年金や介護保険、地域福祉権利擁護事業などのパンフレットを使う。... 続きを読むセンターニュース No.8
もしも100人の村だったら…
「30人が子どもで、70人が大人です。そのうち7人がお年寄りです」という文章は、2年ほど前にブームになった『世界がもし100人の村だったら』の本の中の2番目にでてくる文章です。この本のことは多くのみなさんはご存知のことでしょう。世界を100人の村にしてみるとどうなるか、単純化してみることでこれまで気づかなかったことが見えてきます。それもわかりやすく... 続きを読むセンターニュース No.7